周年行事は会社の成長につながる

自らの節目を創りだす機会として周年を捉えている企業・団体が増えている傾向があります。
この激変する社会におかれながら、一企業として苦難を乗り越え、永続性を確保していることは
尊敬の念に堪えないことであり、その喜びと感謝を多くの方々と共有できる「周年」はとても大切な
機会でもあります。

竹は中身は空洞ですが、節があることで強い風にさらされても折れることなく高く伸びていけます。
周年とは「節目」とどのタイミングでどのように向き合うかということになります。ひとにも企業にも
その歴史の中で「節目」があり、その中でどのような節目を創りだすかは、企業それぞれの意思や
意図によるのです。

節の下を見れば過去があり、節の上には未来があります。
過去・現在・未来が1本の軸となってきちんとつながることにより、竹と同じく、企業も大きく成長していきます。
そのつなぎ方を考えているのが、周年事業の大切な役割であると当社は考えます。
現在を「祝い」、今日があることに「感謝」し、これから先の永続と成長を「誓う」。
これらが効果的につながりをもって展開されることが周年事業として良いのではと思います。

先日、弊社では60周年を迎えた塗料商社・設備の会社様の周年行事に携わりました。
創業者は数年前に他界しましたがグループ会社3社がコア事業を担っております。
各社、納入先や提供する事業・サービスは異なりますが創業からの精神を引き継ぎながら
未来に向かってグループ一丸となってまとまる良い機会だったと思います。
弊社は60周年ヒストリー、会社案内、スタッフ紹介、対談を動画でまとめました。
動画は当日の式典で上映し、今後リクルート活動で利用するそうです。